浜松の税理士 坂本&パートナー TOP > お客様の声 > 訪問インタビュー 記事一覧 > 医療法人社団 MAMMY1010
事業 産科・婦人科
所在地 浜松市北区東三方町94-3
TEL (053)439-1010
お話 院長・理事長 木村 聡 先生
幼い頃より妊産婦さんに感謝される父の姿から、医師という仕事に魅力を感じていました。また、新しい生命の誕生という現場に立ち会い喜びを共有できるのは、他の診療科では味わうことのない特別なこと、母親をサポートしながら体内の新しい命を救う医療へのやりがいから、父と同じ産婦人科医の道を選びました。医院名である『Mammy1010』(本院)は、“お母さんが十月十日を幸せに過ごせますように”との願いがこめられています。現在、浜松市全体の分娩件数は年々減少傾向にある中、お陰様で当院は増加傾向にあります。
近年、核家族化や地域のつながりの希薄化等により、妊娠、出産及び子育てに係る妊産婦の不安や負担が増えています。我が国では、通常産後5日前後での退院となり、出産を終えた女性は身体の疲れも癒えないまま、赤ちゃんの世話も心許ない状態で退院することになります。不安や負担が解消されないまま子育てに入ることで、産後うつの発症や、児童虐待等に発展するケースが増えています。
このような問題を受け、2017年に厚生労働省や各自治体による産後ケア事業を推進するガイドラインが策定され、浜松市でも産後ケア施設を利用する費用の助成がはじまりました。当院では、これまで院内で行っていた産後ケア事業のノウハウを活かし、今春、産後ケアセンター『1010HOUSE(トトハウス)』を新設しました。
院内施設では、浜松市内でもっとも多くの“産後ケア”を実施してきましたが、まだまだ“産後ケア”自体の認知度は低く、利用者が増えないのが現状です。より多くの人に利用してもらうため、利用料も低めに設定しました。
新設された『1010HOUSE』では、妊産婦さん以外のご家族も一緒に入所することができます。ご家族でゆっくり過ごしていただき、帰宅後は自信を持って育児に取り組めるようサポートいたします。家庭的な施設となっており、不測の事態にも即座に対応できるよう、24時間専門のスタッフが常駐しております。
少子化が進む中、妊娠・出産・子育てを家庭のみに任せるのではなく、生活している地域の人や関係機関の支援が必要です。「子育てが楽しい!」「またこどもを産みたい!」そんな女性が一人でも増え、浜松市が“子育てのしやすい街”となってくれたらと思っています。「地域の産科医療施設全体が一つのチーム」という意識で、行政機関や他の医療機関とも連携を図り、安心してお産に臨める環境づくりに貢献していきます。
少子化の中、『Mammy1010』様での分娩件数が増加傾向にあるというのは、お付き合いさせていただいている当方としても嬉しいかぎりです。それは「またここで出産したい」と思われた多くの妊産婦さんがあったからではないでしょうか。事情により本院での出産が叶わなかった場合でも、『1010HOUSE』を利用し、次のお産を本院でと希望される妊産婦さんが増え、浜松市が“子育てのしやすい街”となることを期待します。『Mammy1010』様についての詳細は、ホームページをご覧下さい。/山田